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notice親知らずの抜歯後の対応
抜歯後の痛み
患者様によっても異なりますが、通常、抜歯後の痛みは翌々日(抜歯2日後)にピークを迎え、そこから1週間くらいで少しずつ治まっていきます。
抜歯当日に痛みがある時にはお渡しした痛み止めを服用して、できるだけ安静に過ごすようにしてください。
抜歯後の腫れ
正常な向きに親知らずが生えていた場合、比較的腫れは少ないと言えますが、横向きに生えて顎の骨に埋まっていた場合(水平埋伏歯)などには、抜歯3~4日程度腫れが続くことがありますが、通常、少しずつ治まっていきますのでご安心ください。
抜歯後の出血
抜歯後の出血は通常、翌日くらいまで続きます。
抜歯当日に飲酒したり、熱いお風呂に浸かったり、運動したりすると血行が良くなって出血が多くなりますのでお控えください。
抜歯後のしみ
抜歯後、「親知らずの手前の歯がしみる」とお感じになる方がおられます。
これは親知らずがなくなることで、隣の歯で知覚過敏のようなことが起こっているためです。
通常、こうした症状は歯茎の治癒とともに治まっていきます。
抜歯後の食事
親知らずの抜歯後、しばらくは麻酔の影響が残っていますので、食べ物の温度差に注意して火傷しないようにするとともに、頬の内側を噛まないように食事しましょう。
また抜歯当日から3日くらいまでは、柔らかい食事内容にし、患部に触れないよう反対側の歯で噛むようにしましょう。
notice親知らずの抜歯後の注意点
当日の飲酒・入浴・激しい運動はお控えください
血行が良くなって出血が多くなる恐れがありますので、抜歯当日はアルコールを控えて、入浴せずにシャワーだけで済ませて、激しい運動は行わないようにしてください。
強くうがいをしない
出血があってお口の中が気持ち悪いため、うがいしたくなりますが、あまり強くうがいするとドライソケット(抜歯部分で細菌感染が起こった状態)の原因となります。
歯磨き粉を使わない
ブラッシングの際は患部を避けて行い、歯磨き粉を使わずに磨くようにしてください。
患部を冷やし過ぎない
以前は抜歯後に痛みや腫れがあると患部を冷やしていたのですが、あまり長く冷やし過ぎると治りが悪くなる恐れがあります。
少し冷やすくらいならかまいませんが、長く冷やすと治りが遅くなりますので、痛み・腫れが強い時には処方した痛み止めなどを飲んで対処するようにしてください。
患部を触らない
患部を舌や指で触れると出血したり、かさぶたが剥がれたりする場合がありますので、できるだけ患部に触れないようにしてください。
処方されたお薬を飲みましょう
細菌感染を防ぐためにお薬を処方いたしますので、必ず飲んでください。
また痛み止め・腫れ止めなどのお薬もお渡ししますので、痛み・腫れが強い時は服用してください。
出血が多い時はすぐにご連絡
抜歯後の出血は通常、翌日くらいまで続きますが、ガーゼを噛んで1分以内に真っ赤になるような出血がある場合には、すぐに当院へご連絡ください。